交通事故と死亡事故の因果関係

交通事故の被害者の方が交通事故が原因で亡くなったかどうかが、加害者の任意保険会社との間で争われるケースがあります。

長期間経過した後にお亡くなりになられた場合で、事故と死亡との因果関係がはっきりとしないような場合です。交通事故の死亡事故の事案におきましては、事故がなければ死亡という結果は発生しなかったという関係があり、かつ死亡という関係が発生したことが相当であるという状況が必要となります。

このような状況を交通事故と死亡事故の間には、因果関係があるといいます。このように交通事故と死亡の間に因果関係がある場合において、加害者に損害賠償責任を追及することができます。

つまり、因果関係がない場合においては、もしくは、因果関係が明確でない場合は、加害者に損害賠償責任を請求できないことがありえます。

実際のケースでも、死亡との因果関係が認められず、死亡に関しての損害賠償責任が認められない場合もあります。

特に、被害者入院期間中に肺炎その他の病気を発症して死亡するケースがあります。

死亡の原因が、交通事故のよるものであるかどうかは、主治医の専門的な経験、知識に基づいての診断ですので、高度な知識と経験が必要となります。

当事務所では、医療調査を専門的に行っている業者と協力し、医師との面談、医療照会、意見書作成の依頼などにより、因果関係の立証をサポートしています。

以下、平成30年1月12日大阪地方裁判所は、事故から1年半後に誤嚥性肺炎等を発症し死亡した事案で、交通事故と死亡との因果関係を認めています。

「本件事故により・・・長期の入院生活を余儀なくされ、長期臥床による褥瘡が多発したほか、誤嚥性肺炎を発症するなどして全身状態が悪化して死亡に至ったものであり、これらの経過は、一連の因果の流れと評価するのが相当である。したがって,亡Aは,平成27年2月4日に症状固定の診断を受けてはいるものの、亡Aの死亡は、本件事故によるものであると認めるのが相当である。」

加害者の任意保険会社と死亡との因果関係で対立しているときは、当事務所にご相談ください。

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